今回は、ローカル環境(自分のパソコンの中)で作成したサイトやホームページを、インターネット上に公開するまでの手順を、詳しく解説していきます。
この記事をみる事によって、ローカル環境でのファイル作成から、実際にインターネット上に公開するまでの詳しいステップが分かります。
この記事はこんな方におすすめ
- 自分で作ったポートフォリオやサイトをインターネットで公開したい
- Webサイトの作成から公開までの一連の流れを覚えたい
この記事をみてもらうと、上に書いてあることが出来るようになります。
今回の作業環境は以下の内容です。
OS | macOS |
レンタルサーバー | ConoHa WING |
ツール |
|
それでは、やってみましょう!
目次
公開するページをテキストエディタで作成する
まずは、公開するページをテキストエディタで作成します。
今回は、「VS Code」で「HTML」「CSS」を使って簡単な釣りのサイトを作って、「Documents」の中に、「fishingpage」というフォルダで作成しています。
レンタルサーバーで独自ドメインを取得する
次に,レンタルサーバーで独自ドメインを取得しましょう。
今回は、レンタルサーバー「ConoHa WING」での作業になります。
他のレンタルサーバーでもやり方はほとんど同じかと思います。
今回は、レンタルサーバーを既に契約済みで管理画面にログインできる事を前提に解説しています。
「ConoHa WING」のWINGパックというプランで契約をすると、独自ドメインが永久無料で取得できます。
もちろん最初の独自ドメインでサイトを立ち上げる事が可能ですが、既にWordPressを立ち上げているため、今回は、新しくもう1つ独自ドメインを取得して、サイトを立ち上げる手順になります。
参考
ConoHa WING管理画面から、「ドメイン」をクリックします。
「ドメイン取得」をクリックします。
- ドメイン名を入力します。(ここではhiroshinotsuripage.comにしています。)
- 契約年数を選択します。(ここでは1年にしています。)
- 「次へ」をクリックします。
管理者の情報やクレジットカード払いの入力画面になりますので、必要な項目を済ませて、手続きを完了させてください。
手続きが完了すると、レンタルサーバーの会社から手続き完了のお知らせのメールが届きます。
サーバーにドメインを追加する
次に、「サーバー管理」のページへ行きます。 「ドメイン」をクリックします。
右上にある「+ドメイン」をクリックします。
- 「新規ドメインを追加」を選択します。
- ドメイン(ここではhiroshinotsuripage.com)を入力します。
- 無料独自SSLを「利用する」に選択します。
- 「保存」をクリックします。
これでサーバーにドメインが追加されます。
数分経過すると、独自SSLの箇所が(設定中)→(利用中)に変わります。
FTTPソフトの「FileZilla」をダウンロードしてレンタルサーバーにファイルを転送する
「FileZilla」のダウンロードページヘ行き、ダウンロードします。
「FileZilla」のダウンロードページで,「最新バージョン」をクリックして,「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードしたら、管理画面へ行き、「ファイル」→「サイトマネージャー」をクリックします。
- 新しいサイト
- サイト名を設定(ここではhiroshinopage)
- 必要な項目を入力(ConoHa管理画面のサイト管理をクリック→FTPをクリック→FTPアカウントのページで、ユーザー名、パスワード、FTPサーバーが載っています。)
- ホスト(H)= FTPサーバー
- ユーザー(U)= ユーザー名
- パスワード(W)= パスワード
- 接続
の順番です。
左側の画面(ローカル側)の、作成していたページ(今回は、「Documents」の中に、「fishingpage」というフォルダで作成しています。)を、右側の画面(レンタルサーバー側)のpublic_html/独自ドメイン(今回は、hiroshinotsuripage.com)にドラッグアンドドロップで移動させます。
パーミッションの変更もここでやっておきましょう。
フォルダ名の箇所で右クリック→「パーミッションの変更」をクリックします。 以下の項目にチェックを入れるのが良いです。
ポイント
パーミッションの変更(チェックを入れる項目)
所有者のパーミッション | 読み取り(R) 書き込み(W) 実行(E) |
グループのパーミッション | 読み取り(A) 実行(X) |
その他のパーミッション | 読み取り(D) 実行(C) |
Google Search ConsoleにURLを登録する
サイトを立ち上げることは出来ましたが、このままだとGoogle検索してもページが表示されませんので「Google Search Console」でURLを登録します。
- URL 検査をクリックします。
- 検索バーにURLを入力します。
完了です!
それでは、試しにGoogle検索で、hiroshinotsuripage.com/fishingpage/というURLを入力してみます。
成功ですね!
まとめ
今回の記事の流れをまとめると,
- 公開するページをテキストエディタで作成する
- レンタルサーバーで独自ドメインを取得する
- サーバーにドメインを追加する
- FTTPソフトの「FileZilla」をダウンロードしてレンタルサーバーにファイルを転送する
- Google Search ConsoleにURLを登録する
になります。
今回は以上になります。
それではまた!